*満月に財布を振っている場合ではなく

素晴らしいものを見つけました!というタイトルで
ある時、ある経営者の方からメールが届きました。
それは、引き寄せの法則についての本の紹介でした。

今までまったくその世界に興味がなかったのですが、
見聞きしてみると、
すでにはまっている経営者の方も意外に多いようです。

経営判断を常に行うという緊張の中で日々過ごされていますから、
どこかに寄りかかりたいという思いがおありなんだと思います。

その引き寄せの法則の延長で、
月に願いをかけるという儀式があることを知りました。
(昨日、ちょうど満月だったようですね)

満月の夜にお財布をフリフリすると、金運が上昇するとか?
新月の夜には願いごとを書き出す、といった?
願いごとがかなうための文章の書き方や、星座別の特徴などなど
奥は深いようですが・・・ちょっと待ってください!

それは、あまりにも他人まかせ、すぎませんか?
(他人、といっても、月ですけど)
主導権を他人(月)に渡しているようなもの。

満月。
あのまんまるな光は怪しさもあって、どこか人を惹きつけます。
いつまでも見飽きることがありませんね。

そして、遊び半分で、趣味の世界のお願いをするくらいなら、
お好きにどうぞ、ですが、
経営者の方が、大事なお金の入ったお財布を夜中に振っては、
せっかくお客さまが払ってくれたお金とお財布に申し訳ないですね。

月からお金は降ってきません。
お金はお客さまが運んでくれるものですよね?

聖書には「求めよ。さらば、与えられん」と書いてありますが、
だからといって、
むやむやたらに、ちょうだい!ちょうだい!と騒いでも許されるのは、
道端でひっくり返っている幼児の時代だけ。

経営者の方は、とかく忙しくて時間がないことを嘆かれますが、
お財布を振っている時間を、
自社の経営について考える時間にあてた方がずっと早く効果が出ると思います。

毎月、満月の日はじっくりと経営戦略を練る日にしてみませんか?

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オフィス ラスト・リゾート  松本 眞由美
(中小企業診断士・ITコーディネータ・医療経営士2級)
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