*月末を心穏やかに過ごしたいなら「日繰り表」

今日は月末。

いろいろな支払いや返済の資金は足りていますか?

今月はお金が足りるだろうか?と
月末にドキドキするという経営者の方にお目にかかることがあります。
中には、そのドキドキというスリルを楽しみたいという方もいらっしゃるのかも?
いかがですか?

月によって受注に繁閑の差があるビジネスの場合は、
入金も月によって増えたり、減ったり。
それなのに、固定的な費用や借入金の返済の一定額です。

決算月に帳尻があって、経営黒字になっていても、
売上高の入金と支払の出金のタイミングのずれで
支払いが滞ってしまうこともありますね。
いわゆる黒字倒産です。
「(決算書の)勘定合って銭足らず」。
これだけはさけたいものですね。

いつ、どれだけの入金がある。
いつ、どれだけの出金がある。

この2点をおさえるには「日繰り表」」を作成しておくことをおすすめします。
「日繰り表」=「日別資金繰り表」ですので、

以前ご紹介した中小企業庁の「資金繰り表」(月別)を参考に
エクセルで「日別」に作成すれば十分です。

「一生懸命働いているのに、お金が残らないのは?」

中小企業庁:「中小企業の会計34問34答 平成23年指針改正対応版」http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/kaikei/kaikei_tool.html

経営者は忙しいから、経理担当者にやってもらおう。
そう思っていたら、資金繰りはよくなりません。

この「日繰り表」は、日々の入金予定と出金予定がわからなければできません。
そういった情報を経営者から担当者に正確に伝えているでしょうか?
そこまで明確になって、
初めて、7月17日の現預金残高がいくらかという計画がたてられます。

また、
金融機関別、支店別の通帳がいくつもあってわかりにくいということもありますね。
通帳の整理はできませんか?
入金の日を早めることはできませんか?
スポットで売上になるような取り組みはできませんか?

支払いや返済については固定的なものも含め、
日程調整の余地はないのでしょうか?
そんなことを日々の残高を見ながら検討します。

作成するのは経理担当の方でももちろんかまいません。

問題は、日々の残高が赤字になっていないこと。
そして、赤字にならないためには何をすべきか?

これは経営者が考えることです。

毎日赤字にならないゲーム、ぜひ勝ち抜いてくださいね。

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オフィス ラスト・リゾート  松本 眞由美
(中小企業診断士・ITコーディネータ・医療経営士2級)
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