*医薬部外品の新しいガイドラインに「美しさに犠牲はいらないキャンペーン」

先日、「ウソをつく化粧品」を紹介しましたが、
最近の化粧品の成分は、公開されているものの、
横文字だらけでナニがナニやら?見にくいものもありますね。。

もっとも、界面活性剤や合成ポリマーを配合してない場合は、
はっきり書いてあるので、
書いてなければ、近づかないでおいた方がいいかもしれません。

そんな成分比較をしていると、
選べる化粧品の種類はどんどん減ってしまうのですが、
今日は、さらに、おさえておきたいポイントをお話ししたいと思います。

それは、「動物実験」を行っているかどうか、ということ。

このところ、資生堂、コーセー、花王、オルビスなど大手が次々に
動物実験廃止を表明しているので、
どこかでニュースをご覧になっているかと思います。

「美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会」(2013年~)http://www.java-animal.org/

私が初めて動物実験のことを知ったのは、2001年。
JAVA(NPO法人動物実験の廃止を求める会)のサイトを偶然見たのです。
http://www.java-animal.org/

今まで、うさぎにはまったく興味がなかったのですが、
そのサイトで実験されているうさぎの写真を見た時には、本当にショックでした。

私自身が、子どもの頃からかぶれやすく、
化粧品をつけて、
ちょっとかゆくなったり、肌が荒れたりということがよくありましたので、
モノも言えないうさぎはどんなに辛いだろうと。

そのJAVAが参加している「美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会」が
先日、次のような要望書を大手企業各社に出しました。

厚労省で医薬部外品の新しいガイドラインの策定、
「動物実験を削除するよう意見して」大手企業に要望しましたhttp://www.crueltyfreebeauty.jp/news/detail/id=85

厚生労働省でパブリックコメントは求められていないのが残念ですが、
ぜひ、今後の動向を見守ってくださいね。

ちなみに、国内の化粧品製造・販売業者からなる「日本化粧品工業連合会」では
次のような表明をしています。
http://www.jcia.org/n/

「動物実験代替法への取り組み」
日本化粧品工業連合会では、1991年に「動物実験代替専門委員会」を技術委員会内に設置し、動物実験代替法の開発と評価に向けて具体的な取組みをはじめました。近年では、動物実験代替法の普及活動にも力を注ぎ、活動範囲も化粧品業界内のみではなく行政及び学会等と連携しながら進めています。
動物実験代替専門員会の取組みの一例として、日本動物実験代替法学会等で行った報告の内容を下記にご紹介致します。
動物実験代替専門委員会では、動物を用いない安全性評価法の確立に向けて、今後も引続き対応してまいります

「美しさに犠牲はいらない」。
動物実験を廃止して代替評価法を取り入れるのは、もはや世界標準です。

ぜひ、今お使いの化粧品についてもご確認をお願いいたします。

動物実験をしていない化粧品メーカーの一覧まとめは
少し前のものですが、こちらで紹介されています。

スローコスメ・無添加化粧品コレクション http://www.slow-cosme.com/mu16.html

他にも個人の方でまとめている方が何人かいらっしゃいますので、
よろしければ検索してみてくださいね。

  

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