*来店した時だけがお客さま?~眼鏡を買いながら
眼鏡を先日買い換えました。
2つ持っている眼鏡のうち、
自宅でのPC使用時の眼鏡を
ブルーライトカットのグラスに変えようと思ったからです。
ブルーライトについて詳しくはこちらで。
http://www.paris-miki.co.jp/products/lens/hpc/
以前、眼鏡を買った時には
まだこのブルーライトカットというものが出回っていなかったので、
(それぐらい、ずっと使っていました)
今回、初めて店頭で試したのですが、
本当にチラつきが減って、見やすくなりました。
そこで、
その眼鏡だけ買い換えればいいのですが、
ご存知のように眼鏡のフレームにも流行があります。
運転にも対応できる外出用の眼鏡は5年前に購入したもので、
掛けていても楽なノンフレームタイプでしたが・・・
最近の流行は、セルフレームなんですね。
そこで、とうとう買い換えました。
そんなつもりはなかったのに、流行には弱いオンナごころ(^^;)。。。
今、眼鏡業界は、
大手チェーン店がお買い得をPRポイントに各地に進出していますね。
セットでお得というセールスです。
以前は接客する販売員に、高度な専門知識の必要だったのに、
視力測定器が進化したおかげで、ある程度慣れればできるようになったため、
スタッフ教育の時間をかけずに、出店できるようになったとか。
おかげで、
眼鏡専門店はやや劣勢になっているようです。
お客さまがどんどん大手チェーン店に流出しているわけです。
その理由は、本当に「安さ」だけでしょうか?
たとえば、
「ブルーライト」の仕組みと期待されるメリット、
眼鏡(レンズ)の賞味期限(3~5年らしい)、
眼鏡(フレーム)の流行のデザインやカラー、などなど。
本当にお客さまに伝えているのでしょうか?
来店した時だけがお客さまと思っていると、
「安さ」にひかれて、お客さまはよそへ行ってしまいます。
同じ商品(のように見える)が、「安い」なら、当然ですよね。
だから、
専門店は「安さ」だけじゃない魅力を
お客さまに伝える義務があるんじゃないでしょうか?
以前の記事「こんなに良いものをお客さまに伝えなければ申し訳ない」に
書きましたが、
ネットのおかげで、世の中に流通する情報量はどんどん増加しています。
伝えることをやめたら、存在感がなくなるんですね。
来店する前の気づき(ブルーライトをカットを知ってもらう)だけでなく、
来店してからの気づき(フレームの流行を手に取って実感する)も重ねることで、
本当に自分で選んだのだという納得をして、購入をしてもらえます。
もちろん、行き当たりばったりでは効果は出ません。
店先での案内、ホームページ等ネットでの案内、
そして個々のDMでの案内をどう組み合わせるか、
「RFM分析」のような手法を取り入れることをおすすめいたします。
☆悩んだら、相談してくださいね。経営のご相談はこちらからどうぞ。
(コメント欄ではないので、非公開です)
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オフィス ラスト・リゾート 松本 眞由美
(中小企業診断士・ITコーディネータ・医療経営士2級)
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