*「その日の苦労は、その日だけで十分である」

以前の関与先の近くまで出かけたので、ちょっと顔を出してみました。

もの静かな口調の中にも、消えることのない情熱、
以前にもまして研ぎ澄まされたような使命感を、
経営者の方に感じました。

といって、順風満帆なわけではありません。

サッカーの試合と一緒にしたら怒られるかもしれませんが、
ゴールしようと思うと、キーパーに阻まれたり、
身内のミスでボールを奪われたり。
いろいろあります。

この経営者の方も、すぐにすべてを解決したいと思って話しているわけではありませんが、
私に話すことで、少しでも気が楽になれば幸いです。

そうして、自分をなだめながら、次へと進んでいけばいいんですよね。

後から、ふと聖書の一節を思い出しました。
あいまいにしか覚えていなかったのですが、
「野の花を見よ」とよく引用される文章です。

あらためて、その文章を引用します。

「だから、言っておく。
 自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、
 また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。

 命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。
 空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。
 だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。

 あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。
 あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、
 寿命をわずかでも延ばすことができようか。

 なぜ、衣服のことで思い悩むのか。
 野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。
 働きもせず、紡ぎもしない。
 しかし、言っておく。
 栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
 今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。
 まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。

 だから、
 『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。
 それはみな、異邦人が切に求めているものだ。
 あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。
 何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。
 そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。
 だから、明日のことまで思い悩むな。
 明日のことは明日自らが思い悩む。
 その日の苦労は、その日だけで十分である」

-マタイによる福音書第6章25節~34節(共同訳聖書)
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会社の将来を考える経営者としては、
明日の備え(経営計画)を常に意識していることと思います。

けれど、もし、
やるべきことを精一杯やって、
いろいろな課題でアタマがいっぱいになってしまったら、
この聖書の言葉を思い出してみてくださいね。

日々健闘する自分をほめつつ、
いったん課題を手放して、客観的に眺めてみることをおすすめします。

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オフィス ラスト・リゾート  松本 眞由美
(中小企業診断士・ITコーディネータ・医療経営士2級)
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