*「店の赤字は罪悪」(倉本長治)

「店はお客さまのためにある」

あたりまえでいて奥が深いこの言葉は、
雑誌「商業界の初代主幹の倉本長治氏(故人)が提唱した基本理念です。
そして、
経営理念実現のための正しい商人のあり方を示す十の教え「商売十訓」があります。
http://www.shogyokai.co.jp/about_us/ten/index.html

その中の一つに、
「欠損は社会の為にも不善と悟れ」
です。

店はお客さまのため、世の中のためにある。
そして、関係するすべての人のおかげで店は向上し、発展していく。
それができない、利益を出せない店は、社会に迷惑をかけていることになる。

非常に厳しい教えです。

けれど、中小企業が生き残るためには、
そのくらいの覚悟を持って経営に向き合えという親心ですね。

大手企業と異なり、
中小企業はいかに地域の役に立ち、地域とともに生きるかといったことが
勝ち残る切り札です。

利益を出せず、税金を免除され、喜んでいる場合ではないんですね。

「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳はたわごとである」
こちらは二宮尊徳の教え(二宮翁夜話)です。

二宮尊徳といえば、背中の薪を背負いながら本を読む像で有名ですが、
今どき危なくて、とてもすすめられませんね。
そこだけ独り歩きしているような印象ですが、
江戸時代の農村復興に尽くした人ですので、
そこから上のような言葉が出てきたのかもしれません。

利益のでない会社は、二宮尊徳にはたわごとといわれてしまいそうですね。

本業で利益を出し、納税できることを喜ぶ。
それこそが真の意味の社会貢献ではないでしょうか?

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オフィス ラスト・リゾート  松本 眞由美
(中小企業診断士・ITコーディネータ・医療経営士2級)
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