*「女・東大卒、異国で失業、50代半ばから生き直し」
具体的な流れは覚えていないのですが、
Amazonの関連リンクで登場したのが、この本です。
えっ!東大卒?
えっ!異国で失業?
53歳でいきなりリストラにあってから3年半後の再就職までの就職活動を
ブログをまとめたものという紹介文でした。
私との共通点は、50代の女性で仕事をしていること。
ただ、それだけなのに、
東大もスイスも行ったことがないだけに、
自分だったらどんなに途方にくれるだろうと思ったものでした。
ところが、目次をみると、
著書の栗崎さんは途方にくれるくらいだったら、
さっさと行動に移しましょ!というタイプのようです。
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序章
第一部 収入ゼロから定職へ、辿った山坂
2010年元旦、タケノコ生活を開始/
まず現金―家庭教師は失敗、おすし屋さんバイトに飛び込む/
お手玉の毎日を突っ走る…最低限、家賃を稼ぐのが目標/B社の日々 とにかく定職に近づいて行く/
模索の日々/
新米フリーランスとして立とうとするも失速/
また失業―いよいよ崖っぷちのどん詰まりから走る日々/急転回…
第二部 50代半ばの私が、なぜ再就職できたのか?
仕事について考えを変えた/
意外な仕事から、たくさん学んだ―何でも飛び込め/
仕事を探していると言え―日本人の私が掴んだ欧州流自己アピール術/
自分に投資―思い切って行動に移してきた
(1.言葉は学んで良いことばかり 2.大学の社会人コースで学ぶ 3.お金はなくてもコンファランスに行く)/
私を支え、助けてくれた友人たち 友は心の薬/
私を支えてくれた猫/
心の栄養補給 タケノコ生活を生き抜くために、好きなことは続けよ/
一度だけ泣いた―老母のくれた10万円/
失業から学んだこと
(1.仕事とは 2.行動が、追い風を起こす 3.人を助けるということとは 4.心を支えた言葉のちから
5.負のコメントには耳を塞げ 6.まず自分を知ってもらえ 7.公的援助は最大限利用せよ)/
年齢はハンデか、価値か?
終わりに
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もう、目次を見ただけで読みたい!という想いがつのりました。
巷にいろいろな生き方本はあふれていますが、やはり体験談は強い!
この本は、50代の女性だけが読むのはもったいない楽しい本でした。
突然リストラされたら、恨みや愚痴の一言ぐらい出てきてもよさそうなのに、
この本の中にはそういったものは、まったく出てきません。
相手にも都合があるから、しかたない。
悩んでいても、しかたない。
さっさと先のことを考えよう、という姿勢です。
だから、本の雰囲気がからりと明るいんです。
それも、無理やり明るくふるまっているというふうでもなく。
そして、収入の途絶えたご自分の暮らしをタケノコ生活と表現してみたり。
スイスにタケノコはあるんでしょうか???と思ってみたり。
こうして書いていて思い出しましたが、
これは、あの懐かしい歌の通りですね。
「苦しいこともあるだろさ
悲しいこともあるだろう
だけど、ぼくらはくじけない
泣くのはいやだ、笑っちゃおう
進め~ひょっこりひょうたん島~♪」
もしかして、昔、栗崎さんもこの番組を見ていたのかも?
今、仕事を探している人も、探していない人も、
これから何かを始めようと思っている人も、今が幸せと思っている人も、
いろいろな方に読んでもらえたら、うれしいです。
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