*いったい、いつになったら借入金は返せるのか?
借入金の返済で四苦八苦している経営者の方もいらっしゃることと思います。
返済日が近づくと、返済できるのか、どきどきしたり。
この借金生活はいつまで続くんだろうと嘆く経営者の方もいらっしゃいます。
いつまで、という「めど」が立たないから、不安なんですね。
「あと何年で借入金が返せるのか(債務償還年数)」は次の式で計算します。
1)「要償還債務」の計算
・「運転資金」=「売上債権(売掛金)」+「棚卸資産」-「仕入債権(買掛金)」
・必要現金預金(日々の支払いに必要な現預金)の算出
「要償還債務」=「有利子負債(借入金)」-「運転資金」-「現金預金」
2)「返済原資」の計算
・「返済原資」=「経常利益」+「減価償却」-「法人税等」
3)「債務償還年数」の計算
・「債務償還年数」=「要償還債務」÷「返済原資」
複数の金融機関に借入をした場合、
それぞれの返済計画は支払利息とともに計算した表が金融機関から提示されますが、
仮に3社から借入をしている場合、その合計については金融機関は計算してくれません。
ここは自社で計算を忘れずにしておきたいですね。
同じ金融機関から違う時期に借入をしている場合も
それぞれの返済計画は提示されていますが、
総額については自社で計算しましょう。
この借入金はいつまで続くのだろうと思うから不安なんですね。
この借入金はあと7年。
その間、追加融資を得ることなく、経営を続け、
利益を出していくためには何をすればいいのか?
経営計画の必要性がわかってくると思いますし、
そこから考えていくと、歩むべき道が見えてくると思います。
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オフィス ラスト・リゾート 松本 眞由美
(中小企業診断士・ITコーディネータ・医療経営士2級)
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