*菅田将暉&遠藤憲一 親子を2倍楽しむ

昨夜は、テレビ朝日ドラマ「民王」の2回目でした。
ごらんになりましたか?

菅田将暉(息子)と遠藤憲一(父)の体と心が入れ替わってしまうコメディです。

父は総理大臣、息子は勉強の苦手な大学生。

この二人が入れ替わってしまったので
総理大臣の遠藤憲一(中身は息子)は記者会見で
せっかく秘書(高橋一生)が用意してくれたコメントの感じを読み間違えてしまいます。。
未曾有←みぞーゆー。
・・・
どこかで聞いた話ですね~。
著者は、ドラマ「半沢直樹」の原作者である池井戸潤氏。
「下町ロケット」を読んだ時には素晴らしい作家だと思いましたが、
ちょっと意地悪ですね。

首脳外交の場には、
息子の菅田将暉(中身が父)がつきそい、フォローしますが、
ボロがぼろぼろ、ぼろぼろ。

2回目の最後は、息子のアニメ好きに救われ、めでたし、めでたし。

結構前に、
サラリーマンの父(舘ひろし)と高校生の娘(新垣結衣)が入れ替わるドラマがありましたが、
今回は設定がさらに大胆で、ありえなさすぎなので、とっても気軽に楽しめます。

それにしても、
踊る遠藤憲一は大学生に、スーツ姿の菅田将暉は政治家に見えてくるのですから、
役者ってすごいですね。

NHKドラマ「美女と男子」の前回で、
役作りについて仲間由紀恵が語っていましたが、
そんな単純なことじゃないな~と、つくづく感じました。

そして、「民王」が終わったら、チャンネル(リモコンボタンですが)変えてNHK。
「ちゃんぽん食べたか」の再放送。
http://www.nhk.or.jp/dodra/chanpon/

最初のうちは見ていなかったので、
勝手に、「ちゃんぽん食べたか?」というドラマタイトルかと思い込んでいましたが、
「ちゃんぽん食べたか~っ!」という叫びだったようです。

こちらは、歌手さだまさしの青春時代を描いたドラマ。
もともとは新聞に連載された小説(さだまさし著)のドラマ化だそうですが、
長崎から東京に出てきて学生生活を送る「さだまさし」の
ドラマの中の役名は「さのまさし」。
演じるのが「すだまさき(菅田将暉)」。
スタッフの方々も楽しんでいるような、聞き間違えて混乱したりしているのかも?

時代は、さだまさしの青春時代の1960年から1970年代なので、
ノスタルジックな雰囲気です。
バイオリン修行に行き詰って、大学に行かずバイトに明け暮れるさのまさし(すがまさき:菅田将暉)。
ヘルメットかぶって建設現場で足場を組んだり、
居酒屋でお皿を洗ったり。

そして、長崎で暮らす父(遠藤憲一)とは公衆電話ごしの会話。
「民王」と同じく父と子の設定ですが、切ないです。

さっきまでのドタバタ劇がウソのような(ウソですけど)、
情感あふれる親子の会話。

同じ顔ですが、目の動きや体の動き、かもしだす雰囲気は
「民王」と全然違います。
あたりまえですけど。

役者ってほんとうにすごいですね。
遠藤憲一はもうベテランなので当然かもしれませんが、
菅田将暉が負けていない?

撮影現場で、このお二人は、
それぞれのドラマについてどんなふうに語り合っているのでしょう?
ちょっと聞いてみたいですね。

今日8月1日は、その最終回。
同じ時間のテレビ朝日の土曜ワイド劇場ですが、
今日は「温泉若おかみシリーズ」で、ゲスト出演は床嶋佳子。
http://www.tv-asahi.co.jp/dwide/
もう犯人は決まったようなものですが、
どちらも見ようか悩みますね~。

  

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