*天災をのりこえて生き残る経営を~BCP(事業継続計画)のすすめ

私の住む静岡市は、ずいぶん昔から大規模な震災が来ると言われてきました。
防災頭巾を持って登校していた時期もありました。
今、Wikipedeiaで見ると、1970年代からすでに言われています。
長いですね。

そんなことが続くと、
震度4や震度5くらいの地震が来た時、
ついに来たのか!と思ってしまうほどです。
地震に喜んでいるわけではありませんが、
私の場合、だんだん鈍感になってきているような気がします。
あなたはいかがですか?

そして、
会社の地震対策も同じように形骸化している場合も見受けられます。
もう、その時はその時だ、と覚悟を持っていらっしゃるような?

ご自分一人ならそれもいいのですが、
会社の場合は、
従業員がいて、お客さまがいて、さまざまな取引関係の方がいらっしゃいます。
会社の存亡には、たくさんの人の暮らしにかかわってきます。
あたりまえですが。

そこで、改めて、
「BCP」(事業継続計画:Business Continuity Plan)の策定をおすすめいたします。

静岡県のBCP認定指導者として、静岡県内外の様子を見てみると、
東北大震災の後では、事前に「BCP」を策定していた会社の復興の様子が報じられ、
急激に関心が高まりましたが、
その後、急激に関心は下がってしまいました。。
私の関与しているビジネススクールでも、
受講生の関心のなさがもとで、主催者側で科目から削除したり。

経営理念と同じ、いえ、来てもいない災害を想定した計画なんて、
まさに絵に描いた餅だといわれるかもしれませんが、
以前書いたように、おいしそうな絵を描くのも経営者の仕事です。

参考になるサイトとしておすすめしたいのは、
中小企業庁の特別サイト「中小企業BCP策定運用指針」
非常に詳細な説明や書式のダウンロード、記入する内容のポイント説明など。
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html

いきなり詳細に作り出すのをためらう方は、
まず、静岡県の簡略版「BCP」をご覧になってはいかがでしょう。

◆事業継続計画(簡略編)作成手引き(製造業版)
 -金属プレス工場のモデルを掲載し中小製造業を対象とした製造業版の例

◆事業継続計画(簡略編)作成手引き(商業版)
 -小規模スーパーと駅前商店街の寝具店のモデルを掲載し商店を対象とした商業版

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オフィス ラスト・リゾート  松本 眞由美
(中小企業診断士・ITコーディネータ・医療経営士2級)
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