*重も度が過ぎれば、優柔不断
私が生まれた時、
松本という苗字にあわせて、「みどり(緑?)」という名前にしたらどうか?
と、母方の祖母が言ったそうですが、
それでは、あまりに単純すぎということで、却下されたそうです。
そんな話を聞いたのは小学生の頃で、
その後、進学した中学の校歌に「松の緑 時は今ぞ~♪」という一節があったのは、
ただの偶然ですけど、
歌いながら、いつも祖母を思い出していました。
後年、生年月日や名前で鑑定をする方と知り合った時、
もし、私の名前が「みどり(緑)」だったら、どんなふうでした?とたずねたら、
優柔不断で、周りがとても困ったと思うと。
名前でそんなに変わるんだろうかと思いますが、
今の私は、石橋を叩いて渡る、どころか、
石橋を渡ってから、ああ~橋があったのか?みたいなタイプ。
即断即決といえば聞こえはいいけれど、そそっかしいとも言い、
少し慎重さが必要?と我ながら思うことも時にあり。。
最近、「緑の力」が見直されているので、「みどり」でもよかったかな?
毎年お世話になっている緑のカーテン、今年も植えました。
さて、経営者の場合は?というと、これはもう、優柔不断とは縁を切らなければなりません。
自分の判断ひとつで、組織の方向が変わります。
だからこそ慎重にという気持ちもわかりますが、
経営者が判断できずに煩悶している間、会社という船はさ迷うことになります。
長所と短所は裏返しといいますが、慎重も度が過ぎれば、優柔不断。
従業員も取引先も、どうすればいいのか、浮いているだけならいいのですが、
判断できないでいる間中、コストはかかり、資金はどんどん減っていきます。
赤字は早く食い止めなければなりません。
再生するためには、半歩でも早く歩き出しましょう。
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